Home > 連載 > センス・オブ・シャンパーニュ「Irina Ionesco」
センス・オブ・シャンパーニュ
“美”、“洗練”そして“頽廃”をテーマとした、アートとシャンパーニュのマリアージュの世界
藤田礼子
広告代理店取締役 / エグゼクティブ・プロデューサー / アート・エヴァンジェリスト。「シャンパーニュとは、人生の爛熟とカタストロフィを象徴する飲み物」が持論の快楽主義系シュワリスタ。
Vol.5
Irina Ionesco
07.4.6 up
パリ出身の女流写真家イリナ・イオネスコ。70年代に撮影された代表作「エヴァ」は、自身の娘をヌードモデルに起用した禁忌のフォトセッションとして写真史に残る醜聞と謗られてきた。しかし、少し重たげなエヴァの目蓋の奥に輝く憂鬱かつ官能的な眼光は、人間の本能に潜む背徳的エロティシズムを揺さぶり続け、作品発表から三十有余年を経た今ではロリータ・エロスの聖典、あるいはデカダン美学を極めたバロックの劇場と讃えられている。
SH
『イリナ・イオネスコ作品集』
http://www.ptyx.co.jp/irina/irina.cd.html

連載バックナンバー

連載の新着情報を知りたい方は今すぐ会員登録へ! 会員登録はこちら

VOTE

自宅のシャンパーニュは何本ぐらいある?