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Now of CHAMPAGNE 2009 「今だからこそ」の楽しみ方ってなんだろう シュワリスタ的注目泡情報!! 胸を騒がせる泡は? メゾンは? シーンは?

09.5.1 up

初夏から秋、そして12月のパーティーシーズンと、いよいよシャンパーニュも本格的にシーズンイン。メゾンでのいろいろな動きや待望の新商品からトレンド、そして我々シュワリスタ・ラウンジ流の「今どき」の楽しみ方など…注目情報をご案内します!

構成: シュワリスタ・ラウンジ編集部

POINT1 インポーター直撃 POINT2 いまどきの泡ライフ POINT3 編集長展望
原油・材料費高、さらにユーロ高によるシャンパーニュ価格の見直しなどの高騰トレンドから、一転、10月以降の世界的経済クライシスによる影響と、日本のシャンパーニュ・ラヴァーにとっては非常に心配な出来事が続いてきました。しかし、これは、シャンパーニュ自体のトピックスというよりも、経済、マーケット的な視点での話。にもかかわらず、こうした話題ばかりが先行し、なにやらシャンパーニュの世界は暗い状況ばかりというイメージが広がっているかも知れません。

確かに、浮かれた気分で夜の街を闊歩し、シャンパーニュを「水」のように消費してきた時代ではなくなりました。そういう人々に支えられていた市場としては深刻なダメージであることは事実です。しかし、私たちはもともと、そんな楽しみ方をしてきたのでしょうか?

違う!とシュワリスタ・ラウンジは思います。だからこそ、「今だからこその楽しみ方ってあるじゃない」。そこで今回は、様々な視点から、いまどきのシャンパーニュの注目情報を紹介します。やっぱり…元気ですよ。

POINT1 インポーター直撃。最近のニューリリース、メゾン動向を探る!!

シュワリスタ・ラウンジが注目する4つのインポーター、日本法人にアンケート。
そこから最近、そしてこれからの注目情報を探ります。
プロフェッショナルが注目、おススメする泡情報とは…? どこよりも早く新商品情報が聞けるかも…?

季節にあわせてシャンパーニュを楽しむ。例えば、日本の夏に気軽さとエレガントさを Veuve Clicquot Japan ヴーヴ・クリコ ジャパン

近々のヴーヴ・クリコのトピックスでは、ヴィンテージ・ロゼの新ヴィンテージ、「2004」(写真右)が出てまいります。今のところ商品の切り替えタイミングは未定ですが、5月から7月にかけて日本ではリリースさせていただきます。ぜひ、お楽しみに。

またシュワリスタの皆様へのご提案としては、季節ごとにその季節に合ったシャンパーニュを楽しんでいただきたいですね。例えばもう初夏、夏という季節に入りますが、そこでは気軽さと涼やかなエレガントさをテーマにするのはいかがでしょうか。

まず気軽さというところでは、「好きなときに好きな場所で、シャンパーニュ イエローラベルを美味しく」愉しんでいただきたいです。 On-the-go(どこへでももっていける)というコンセプトの商品「ヴーヴ・クリコ トラヴェラー²」(写真左・左)「ヴーヴ・クリコ アイスジャケット²」をお薦めします。

そして、暑い夏には、シャルドネ100%のエレガントで清らかな味わいのルイナール ブラン・ド・ブラン(写真左・右)。淡いゴールドの色合いと、クリアなボトルが見た目にも涼やかですよ。

熟成し始めた日本のシャンパーニュ市場へ。例えば、好奇心や知識を広げるために VRANKEN ヴランケン・ジャパン 株式会社代表取締役 師井 研

ここ数年沸騰したレコルタン・マニピュランシャンパーニュの“ブーム”が一段落するとともに、品質の安定したメゾンシャンパーニュが見直されています。そしてシャンパーニュというものに対する消費者の知識、そして楽しみ方についての好奇心が増しているという感じがします。いろいろな意味で日本のシャンパーニュ市場は少しずつ熟成しているのではないでしょうか。

だからいつもとは一味違うシャンパーニュとともに過ごす時間もいいと思います。例えば夏にかけてもっと「外」でシャンパーニュを楽しんではいかがでしょうか。レストランのテラス、ビーチ、夜景を見ながら自宅のテラスでシャンパーニュ。

そんなときに楽しんでいただきたい2つのシャンパーニュをご紹介します。まず、ドゥモアゼル グラン・キュヴェNV(写真上)。上品で柔らかいコクを持ちながら、しっかりとした切れがあり洗練されたシャルドネ主体のシャンパーニュです。アールヌーヴォー調の伝統的な華やかさと、現代とのバランスを巧みに表現しているブランドカラーである紫色のエチケットにも注目してください。次にエドシック・モノポール ブルートップ1.5L & 3L。多人数でのパーティーや、一晩を通してブルートップを飲み続けたい方の声に答える商品です。夏の開放的な気分、シーンにぴったりですよ。

もっと華やかな楽しみをシュワリスタたちに。例えば、アイスバッグ、ラージサイズロゼ、そして広告を通して MHD ディアジオ モエ ヘネシー株式会社 モエ ヘネシー マーケティング部 モエ・エ・シャンドン ブランドマネジャー 伝田 久美

景気はやや回復してくるのではないかと思います。そこでよりシュワリスタの皆様には華やかに楽しんでいただきたい。

まずご紹介したいのは、モエ・エ・シャンドン ブリュット アンペリアル ボトルストッパー付き(写真右)と、同じくモエ・エ・シャンドン ブリュット アンペリアル ハーフクリアアイスバッグ付き(写真下)。どちらも華やかに皆様のシーンを飾ってくれると思いますが、特にハーフクリアアイスバッグ付きは、暑い夏や外でもシャンパンを楽しめる携帯アイスバケツになります。リニューアルされた公式サイトでは随時こうしたシャンパーニュの新しい楽しみ方をアップデートしていこうと思っていますのでチェックしてみてください。

個人的には、モエ・エ・シャンドン ロゼ ジェロボアムも楽しみたいと思っています。ラージサイズのロゼですが、十分にロゼの生産・供給ができるモエ・エ・シャンドンだからこそ可能になったラージサイズのロゼなんです。

それからモエ・エ・シャンドンと言えば広告展開も愛好家の皆様には注目されていると思います。こちら、3月28日にロンドンでインターナショナルの新広告が発表されました。日本でもまもなく導入され秋から順次展開しますので、こちらも注目を。

リラックスしながら最高級品質を それが2009年のシャンパーニュの幸せ Pernod Ricard Japan ペルノ・リカール・ジャパン株式会社 マーケティング部 部長 山本 佳史

世界規模の金融危機を受けて、日本経済の落ち込みが顕著になっておりますので、このダウントレンドがいつ底を打ち、回復基調に入るか? これは、やはりとても重要だと考えております。ただ、こういう時代だからこそ「消費者がブランドを選ぶ」という、ある意味ではいい時代なのではないかと思います。そうした厳しい眼で私たちが販売していますペリエ・ジュエならびにマムを楽しんでいただけるのはむしろ幸せなことではないかと。双方とも一年を通じて様々なシチュエーションでご堪能いただける、最高級品質のシャンパーニュ。今年いっぱいは、今のところ新商品のリリース予定はありませんが、この2つのブランドを愉しんでいただきたいですね。

2009年の個人的な楽しみとしては、この2つを「寿司シャン」で。

高級店で、接待で、というのではなく、馴染みのお寿司屋さんにペリエ・ジュエや マムを持ち込み、私のことをよく知ってくれている板前さんに推薦してもらった旬の食材と一緒に楽しむ。これは私にとって幸せなひと時です。

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