Home > 連載 > シャンパーニュ訪問記「家族揃ってドンペリ参り! Moët & Chandon編」
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自由気ままなシャンパーニュ地方おもしろ珍道中 シュワリスタ式 シャンパーニュ訪問記 〜プラーク・ド・ミュズレコレクター ナヲユキ編〜
Vol.12 家族揃ってドンペリ参り! Moët & Chandon編

ミーハーかも知れないが、観光の目玉Moët & Chandonにやって来ました〜。RM好きだけど、押さえる所は押さえておかないと(笑)。敷地に入るとDom Perignon神父の銅像が出迎えてくれる。「おお〜さすがモエシャン」と妙な興奮を覚えつつ、銅像の前にて記念撮影(笑)。「飲むぞドンペリ!」と息巻いて、チケットカウンターに向かうが、残念ながら僕が行ったタイミングでのプレスティージュチケットはGrand Vintage 2000の白とロゼ。「聞きなれないな〜」と思いつつ、チケットを購入したが、知らないのは当然で、当時は日本では未発売!(※Grand Vintage 2000は、既に日本でも発売してます。また、2008年秋にはGrand Vintage 2003も発売予定です。)「蔵だしドンペリ」は飲めず少しガッカリしましたが、結果的にはかな〜り満足(笑)

メゾン入口に構えるドンペリニョン神父の銅像。エペルネ観光の名所ではないでしょうか?

今回参加するのは英語ツアー。開始まで少しホワイエにて待つ。他メゾンのツアーと違うのは、子供も一緒にツアーを回る事。家族揃ってドンペリ参りさせるとは、さすがモエシャン(笑)

ホワイエ横の豪華な応接間からツアー開始。映像ルームに移動して10分程度のDVD。日本語音声も選択できるようになっていたので、スケジュール次第では日本語ツアーもあるはず。「アッサンブラージュへのこだわり」がメッセージとして強調されていたのが印象的な映像でした。

Caveに降りる階段を進むと、空気の層が変わり始めて、ひんやりとした冷涼な空間に。一緒の子供がガイドの羽織を欲しがってました。Cave内の説明は、例のごとくと言うとなんですが、ぶっちゃけ…大差がないかなと…。いわゆる澱抜きまでの製造工程です。ドンペリのマグナムが丁寧かつ大量に横たわっているのは、圧巻ですが(笑)。

左:エペルネの場所やモエが保有する畑が説明されます。
右:大量に並ぶ、ドンペリのマグナム。総額いくら?

当時、未発売のグランヴィンテージ2000。かなりコスパが良い一品ですね〜。

終わりは当然、試飲コーナー。25名程度のツアー客のうち、プレスティージュチケットを購入していたのは、僕らだけ。他の方たちは、NVのモエでした。日本未発売のGrand Vintageの白とロゼは、今までのモエの印象を払拭するぐらい良い仕上がり。NVのモエが「子供」だとすると、Grand Vintageは「大人」な雰囲気。「日本人で何番目に飲んだのだろう〜」とディープシュワリスタ的な満足感を得つつ、日本未発売の「ミュズレ」と「空ボトル」をお願いしてゲット!

カバンに詰めて、お土産もできて満足していると、試飲の後は、お土産コーナー! 凄く充実していて、いろんなグッズがありました。中でも、僕が欲しかったのは…「ドンペリのジェロボアム」(ジュラルミンケース入り)と「モエシャンバッグ」(笑)。日本では販売してないと思うのですが、輸入販売しないのかな〜あれば、ぜひ購入したい(笑)。
年間3000万本も生産しているモエシャンに行って思いましたが、3000万本も飲んでくれる人が全世界に居るって、凄い事ですね(笑)。RM、CM、NMと分け隔てなく、シャンパーニュを愛して、様々なものをトライしていますが、今回の訪問でNM最大手のモエを見直すきっかけになりました。「え? モエシャン〜」とか、理由も無く蔑んでいる人がいるようなら、断固として言います。「本社に行ってから言え〜」(笑)。

左:ゴールドに輝くモエシャンバッグ。女性なら通勤にも使えそう!?
右:モエフラワーが綺麗に咲いてました。

ONE POINT! エチケットはがしを持参しましょう!
ランスでもエペルネでも日本のようなエチケットはがしは見つかりません。日本から持っていかないと空ボトルを日本に持ち込む事に(笑)。コレクターなら、是非持って行きましょう!

次回は「ひっそりと豪華です! ラ・ブリケトリー編」…つづく。>>