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For Night Birds
07.4.20 up
目指すは「遠山の金さん」? 泡侍、夜のお作法 19時→28時、泡で溺れる8時間
夜は遊び人、しかし昼はスーパーエグゼクティヴ。そんな金さんが江戸ではなくトーキョーにいたら…シャンパーニュはマストアイテムなはず。そこでそんなゲンダイトーキョーに生きる金さんたちが魅せる粋なシャンパーニュの時間にご案内。
text: 岩瀬大二 photo: NORICO
19:00 このギャップが面白い お好み焼きxシャンパーニュ 22:30 癒しよりも刺激 デキる女の持ち上げ方 25:05 空白の歳月など 泡と友情ですぐに埋まる
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今回の主人公 謎の泡侍 X氏

ファッションブランドのクリエイティヴ・ディレクターとして、日本とフランス、両方に拠点をもって活躍。組織は嫌いだがチームは好き。仕事に誇りを持っているが、溺れてはいない。シャンパーニュと世界中の女性をなによりも愛するが、なにより大切なものは自分のアティチュードと妻、そして6歳の娘。(という設定)

19:00 このギャップが面白い お好み焼きxシャンパーニュ

部下の女子と代官山。これからモノの価値がわかってくる、そんな期待をこめつつライトに大人の世界を見せてやろう。セレクトしたのはお好み焼き&シャンパーニュ。不思議な取り合わせだけれども、このギャップが意外と気持ちよい。

シャンパーニュはこの店のハウスボトル、テタンジェ。最初は仕事のグチでもいいたい気満々だった彼女も、目の前で焼かれる広島流のお好み焼きの甘い香りと、シュワシュワの泡で、気持ちがほどけてきたようだ。鉄板から漂う心地よい熱気と、テタンジェが喉を抜ける清涼感。

 

話の内容はいつのまにか、週末の予定、GWの旅へ。ポジティヴな気持ちに変えてあげたら、その瞬間が席を立つタイミング。駅まで5分。そこまで一緒に歩いて送ってあげよう。「ありがとうございます。また月曜日からがんばります」

そのかわいい一言を、代官山の小さいほうの改札前で聞けたらお役御免。代官山アドレスの前でタクシーを拾い、六本木へ向かう。

実際のお店はココ   シャンパーニュ・セレクト
広島お好み焼き そらちゃん TAITTINGER Brut Reserve
SOLA-CHAN テタンジェ ブリュット・レゼルヴ

広島の本場の素材を生かし、手間ひまをかけて作られるお好み焼きはまさに絶品の味。オーナーのこだわりで置いたシャンパーニュとの相性や店内に流れるJAZZ。お好み焼きの新しい楽しみ方が見つかりそう。つまみのサイドオーダーも絶品揃い。
詳しくはこちら >>

住所: 東京都渋谷区代官山町7-2 Bell View代官山2F
TEL: 03-5728-5624

1734年創立のフルノー社をその起源とし、ピエール・シャルル・テタンジェがフルノー社を買収し1930年からテタンジェの名前でシャンパンを売り出すようになりました。現社長のクロード・テタンジェは事業を拡大し、今やシャンパーニュ業界では数少ない家族経営の生産者のひとつです。
(シュワリスタ・ラウンジ シャンパーニュ・アーカイヴ解説より)

22:30 癒しよりも刺激 デキる女の持ち上げ方

ブロンド美女が妖しく、ときに激しく躍動するポールダンス・ショウを前にシャンパーニュを空ける。向こうのフロアでは「ジェントルマン」たちと美女たちの嬌声も聞こえる。それもまた楽しいBGM。目の前を、スペシャル・ダンスを楽しみに歩くペアが通り過ぎる。これもまた楽しい借景。
「なんか悩んでるのがバカバカしくなってきた。がんばろうっと」
この強さとしなやかさが、彼女の…持ち味。

 

「おまたせ!」
ここで合流するのは自分で会社を経営する30代の女社長。仕事上でも、感性を磨きあう相手としても愉快な存在だ。その彼女が仕事で疲れているという。そんなときに癒しの空間で出迎えるのはあたりまえ。あえて刺激的な場所で彼女の眠っている野生を引きだしてやろう。

実際のお店はココ   シャンパーニュ・セレクト
Seventh Heaven MOET & CHANDON Brut Imperial
セブンス・ヘブン モエ・エ・シャンドン ブリュット・アンベリアル

本場ラスベガスのショウを、ノンストップで楽しめる本格的ジェントルマン・クラブ。日本人ビジネスマンはもちろん外国人客の姿も。クラブセレクトのモエ・エ・シャンドン、ドン・ペリニヨンとスペシャル・ダンスがセットになったプレゼンテーションもあり。美女揃いの空間で刺激的な泡を。詳しくはお店のweb サイトで。

住所: 東京都港区六本木7-14-1 Sasial Blg 2F
TEL: 03-3401-3644

シャンパーニュ地方の名門モエ家の一員であるクロード・モエによって1743年に創立された、エペルネに本拠を置く世界最大のシャンパーニュハウスです。創業以来、モエ・エ・シャンドンは貴族や皇族をはじめとする一流の顧客に愛され続けています。
(シュワリスタ・ラウンジ シャンパーニュ・アーカイヴ解説より)

25:05「空白の歳月など泡と友情ですぐに埋まる」
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