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シュワリスタ・ラウンジを支える「TCS関係者」がありのままに綴る、ここだけのウラ話や、日々のシャンパーニュの楽しみ方

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老舗ジュエラーの丁稚
15代目 六兵衛

Laurent Perrier meets Restaurant-I (2)

11.5.20 up

さてさて、パート(2)でございます。
長くなりましたが、少々お付き合い願います。。

肉料理は仔牛のロティ、プティポワとモリーユ茸のミジョテ
非常に上質で優しいロゼ色の仔牛とロゼの相性は間違いなし。
グリーンピースのグリーンも鮮やかで春〜初夏の季節感を、
そしてモリーユ茸の芳香も更に味わいに奥行きを出させています。
まろやかになったブリュットLPとふくよかなロゼを交互に飲み比べ、
マリアージュを心行くまで楽しみました。



デザートの直前に現れたのは、ビスキュイ ド シャンパーニュ
そのままでも、シャンパーニュに浸しても。
シャンパーニュ地方のお菓子です。



デザートは赤い果実のスープ“キュイとクリュ”生姜のグラス(アイスクリーム)
まさにロゼと!と言わんばかりのヴィジュアルと一輪の大きなバラのような
大胆にして期待を裏切らない絶妙なキュイ(cuit/焼く)とクリュ(cru/生)の
コンビネーション。甘酸っぱいベリーとそれを包み込む2種類のシャンパーニュ。
生姜のアイスクリームをお口に含めば、一連の流れを思い出させるエスニックな記憶が
蘇ります。



と、ここでサプライズで「アレクサンドラ」が登場。
高貴で可憐な淑女を想起させるような蜂蜜とベリーを掛け合わせた味わい。。
食前酒にも食中酒にも食後酒にも属さないオンリーワンのシャンパーニュです。



今回、改めて勉強させていただいたことは、
シンプルであるということはいかに大切なことであるか、です。
素材の良さはもちろんのこと、絶妙の温度、塩加減、色遣い、
フランス料理という存在としてのソース。
そして一貫したストーリー性なのです。

料理とワインのマリアージュであると同時に、
ロイヤルウェディングをテーマにした
Restaurant-Iとローランペリエのブランディングのマリアージュ
であると思います。




Laurent Perrier ローラン・ペリエ
http://www.suntory.co.jp/wine/special/laurent_perrier/
http://www.laurent-perrier.fr/

Restaurant-I レストラン アイ
http://www.restaurant-i.jp/

15代目 六兵衛

2009年夏の時点でシュワリスタ最年少。マイペースに見えて意外なところでマメ。日頃の努力も“シャンパーニュ”の泡。oO○ 自前のルーペでシャンパーニュのあるライフスタイルを探る。そんな私は自称“装飾系”男子。

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