Home > シャンパーニュ訪問記「休憩も兼ねて! Mailly編」
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自由気ままなシャンパーニュ地方おもしろ珍道中 シュワリスタ式 シャンパーニュ訪問記 〜ミュズレコレクター ナヲユキ編〜
Vol.10 休憩も兼ねて! Mailly編

Mailly村の畑。どこの畑もそうですが整然としています

シャンパーニュ滞在4日目。時差ボケも取れ体調も万全。今日から移動はレンタカー。フランスのレンタカーは、ほぼマニュアルしかない。マニュアル運転は免許を取って以来はじめてかもと、少し不安を抱きつつ、焦らずにエペルネを目指す。

ランスからエペルネのルートは、難しくない。シャンパーニュ街道と呼ばれる国道26号線の看板を頼りに、ズンズンと進むのが正解。最初に車から降りた村はVrigny。適度に雲がある絶妙な雰囲気が、初めて畑に踏み入れる僕らをゆったりと受け止めてくれる。第一印象は「整然と美しい〜」。広大な空の下、見事に区画整理され、整然と並ぶブドウの畝は圧巻。この美しい畑が、良質なブドウをもたらし、あのシュワシュワとした不思議な飲み物を生み出すのかと思うと感慨深い。「思えば遠くに来たもんだ〜」と(笑)。
Maillyは格付け100%のGrandCruで、PN(ピノ・ノワール)の育成が盛んなところ。CMとしてのMaillyは、年産50万本程度と、かなり大規模な部類のメゾンと考えて良いのではないでしょうか? 日本にも結構な本数が入っているはずなので、飲んだことがある人も多いかと思いますが、僕もその一人。ロゼやブランド・ノワールだけじゃなく、プレスティージュであるL'intemporelle(ランタンポレル)やLes Echansons(レ・エシャンソン)なども、日本で楽しめます。

本来であれば、現地での試飲を楽しむのですが、車の運転があるのでグッと堪えて我慢我慢。バスで来ていた他の観光客たちは、何杯も飲んで少し酔っ払っていましたが、飲みたいものをグラスで提供してくれるシステムはうれしい限り。こういった積極的な活動が、ブランドを広めるのに役立つのですね〜。

左: 料理学校から送られた、お礼。支援とかしてるのだと思います
右: Mailly村の畑である事を証明する石標。他のメゾンもあります

さらに僕が嬉しかったのは、MaillyがPorscheの委託生産品を作っていたこと! シャンパーニュに劣らず、Porscheも好きなのですが、このボトルを見た瞬間に、わけもわからずPorscheの工場にも行きたくなった(笑)。

この近辺にはレストランもあるだろうし、工場見学もできるのだろうが、先を急がねばならなかったので、早々に切り上げて、今日の目的地であるエペルネへ向かうのでした。

どうやったらこの一品を味わえるのだろうか? ミュズレもゲットしたいな!?(笑)

ONE POINT! 現地のガイド誌をGETしよう!
シャンパーニュ地方のホテルには現地情報が載っている観光冊子みたいなものが置かれている。
メゾンの開館日時やレストラン情報などもあるので、とりあえずGETしておいた方が無難です。

次回は「やっと着いたぞEpernay! Epernay到着編」…つづく。

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