シャンパーニュ | 特集「今宵、アイを語る至高のピノ・ノワールに酔う、浸る、語る」

TALK about ‘AY’ 華やぐ街の裏側で今宵、アイを語る至高のピノ・ノワールに酔う、浸る、語る

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最後のアイ ANDRE ROGER Brut Grande Reserve アンドレ・ロジェブリュット・グランド・レゼルヴ

編集長 :

今宵最後のアイは…ある意味すごいのが登場。もう日本ではたぶん完売。インポーターさんでも08年の3月まで入荷はないらしい。こだわりのRM。

泡代償 :

初めて飲むので、これは楽しみ。あー、これは素直な香りと味だなあ。

T.S.嬢 :

ああ、今までのとは全然違う。なんていうのか、美味しいミネラル・ウォーターを飲んでいるみたいな…

編集長 :

なるほど、硬水だね。これは、本当に…きれいな果実水を飲んでいるみたい。ミネラル感がいやみじゃなくふわふわと幸せな気分になる。

泡代償 :

アイ村のRMにして、この軽やかさというか美しさはなんだろう? なんか想像と違う…

厳格に、可能な限り農薬を使わない「リュット・レゾネ栽培法」を守り続けるRM。40代の若き当主。ガティノワ同様、ボランジェにもぶどうを提供。今回のNVはピノ・ノワール60%、シャルドネ40%で、ミレジム表記はないが04年のぶどうのみを使用。

T.S.嬢 :

結構、違うものなんですね、飲み比べてみるとわかる。

ここでT.S.嬢に対してアイについて語りだす泡代償と編集長。おかまいなしに10分、そして再びアンドレ・ロジェに口をつけると…

編集長 :

なんだー!? さっきと全然違う。これ、すごい、変化だ。旨い…

泡代償 :

おおー!? 本当だ。なんだか蕩けるようなコクが溢れてきた。艶っぽいを通り越して圧倒的な力が来る。

T.S.嬢 :

同じシャンパーニュでこんなに変わるんですか?

泡代償 :

うん、その変化もシャンパーニュの楽しみだけど、こんな短時間にここまで表情を変えるのはそうそうないよ。面白い。

編集長 :

結婚して女性が変わる、とかじゃなくて、大人しい女の子かと思って誘って、二人きりになったら突然豹変してSキャラだった、ていうと大げさかもしれないけど、それぐらいの急激なスイッチの入り方。アイらしい果実味がジワジワと力強く来る。もう、こちらは受身になるしかない（笑）

泡代償 :

自分たちもまだまだアイの経験が足りないかも（苦笑）

T.S.嬢 :

………最初はわからなかったけど………なにかとても楽しい扉を開けちゃったような気がします。

Champagne style Brumed'ol シャンパーニュスタイルブリュームドール西麻布

西麻布から六本木方面に歩いた大通り沿いに位置するシャンパーニュスタイルのレストラン兼バー。フランソワーズ・ベデルやベルナールといった常時15種類以上の高品質なグラスシャンパーニュが楽しめる。シャンパーニュをメインとしたワイン会も随時開催しているので、コース料理やアラカルト料理とのマリアージュをじっくりと楽しみたい。詳しくはこちら

西麻布ブリュームドールで一番人気のグラスシャンパーニュ&スパークリングワインの3杯飲み比べセット。
希少なRMシャンパーニュや、ヴーヴ、ポメリーなど定番NMシャンパーニュ、そして各国の実力派スパークリングが楽しめるお得なセット。
さらにシェフ特製の3種前菜盛り合わせもついて価格は3,900円とリーズナブル。プラス1,400円だけで3杯全てがRMシャンパーニュになるので、ライトからディープまで幅広く楽しめる。

07年10月12日、赤坂某所にて、正規代理店である株式会社ダイニング&スタイルの全面協力の下、アンリ・ジロー好きの方々の素敵な集いがあり、シュワリスタ・ラウンジもお邪魔しました。

アンリ・ジローといえば各国皇室やセレブリティのみに販売されていた幻といってもいいメゾン。05年から日本でも正式に販売開始。最良年のみに造られるプレスティージュ『フェ・ド・シェーヌ』は生産1万本と特に希少。この日はさらに希少中の希少、生産量300本というジェロボーム（3L）も登場。本編でアイを語ってくれた泡代償さんをはじめ、かなりの泡通からも感嘆の声が!

秘密の隠れ家ダイニングで振舞われる和を基本としてフレンチ的な要素も加えた見事なお料理とのマリアージュで、贅沢にもしかし自然に、キュヴェ・フランソワ・エマール、同じくロゼがどんどん空いていきます。アイの中でも力強い品格を持つ、アンリ・ジロー。老舗だけに、アイ村の歴史と誇りを感じられるシャンパーニュです。