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シュワリスタ・ラウンジを支える「TCS関係者」がありのままに綴る、ここだけのウラ話や、日々のシャンパーニュの楽しみ方

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恵比寿『Champagne Cafe アルベンテ』
宮崎賢

新しいキュベ

11.2.1 up

ジャック・セロス リュディー レ キャレル (0.40h)
(メニル シュール オジェの単一畑)クロ ド メニルから200m西で10m高い位置 50%南向き 50%東向きで白亜質の石灰土壌、化石が混じったレジナ地層から創られるブラン ド ブラン エクストラブリュット。



データーを見ている限り硬くてまだまだ飲めないのだろうと思っていたのですが、飲んで驚きました!
色は黄金色でシュブスタンスより濃い印象をうけました。
香りは、焼いた林檎、洋梨や桜桃のコンポート、よく熟した黄色の果実、ナッツ、などグラスの中からどんどん湧き出てくる感じがして、それを口に含むと 控え目な泡の中にエクストラ・ブリュットとは、とても思わない果実の甘みと、まるくて穏やかな酸味、ミネラルのニアンスが余韻を更に長くする。


ジャック・セロス リュディー ラ コート ファロン コントラスト(0・25h)
白亜質の石灰土壌 表土25cmアンボネイよりミネラルの味わいが強い
ピノ ノワール100%で独自のソレラシステム使用して、ヴィンテージの差異を超えた畑の味わい
コントラストはアイとアンボネイの2地区のワインから造られていましたがこのキュベはアイの単一畑のみ



初めに飲んだブラン ド ブランにも驚きましたが、このブランドノワールにはもっと驚きました。
色は黄金色というよりはオレンジ色に近い、シャンパーニュとは思えない濃い色
香りは、レ キャレルよりさらに熟した黄色の果実のニアンス。ぎりぎりまで熟したマンゴーを剥いた様な芳醇な香りがまず誘い込む。それを口に含むと、オレンジ、焼きリンゴもしくは焼いたパイナップル、洋梨のケーキ、マンゴー・・・・次から次へと色々な香りが湧きでてこちらも、ミネラルの味わいが、大人の味わいを演出する。エクストラ・ブリュットとはとても思えない甘いエキゾチックな味わいがいつまでも口の中に広がり続け長い余韻に包まれ自然と飲むペースもゆっくりになり、口数も自然に少なくなる不思議なシャンパーニュ!



Cave de champagne DIVIN
http://albente.jp/

宮崎賢

恵比寿『Champagne Cafe アルベンテ』オーナー。渋く落ち着ける大人の雰囲気のお店ながら、女性客も1人でふらりと立ち寄れる気軽さ。これってもしかしたら宮崎氏のキャラクターそのもの??

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