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シャンパン・エヴァンジェリスト
藤田礼子

シャンパーニュ夢の饗宴 @「レ・セゾン」

10.8.7 up

シャンパーニュがご縁で知り合った森さんご夫妻から、「エノテーク・ロゼを一本キープしてあるんですけど、友人たちを誘ってディナーをご一緒しませんか?」という嬉しいお誘いを頂き、帝国ホテル『レ・セゾン』へお伺いしてきました。

そこで待っていたのは、想像を超える素晴らしいシャンパーニュ・ディナー。
メニューには美味しそうなお料理の数々と共に、珠玉のシャンパーニュがずらり☆



『ローラン・ペリエ グランシエクル マグナム』での乾杯き、待望の『ドン ペリニヨン エテーク・ロゼ1990』が登場。エノテーク初のロゼとして、今年5月に数量限定で発売されたシャンパーニュです。この日をどれだけ待ち望んでいたことか!!!



香りを嗅いだ瞬間、私の口をついて出た言葉は「あれっ?!」。完成度の高いドンペリ ロゼの延長線上にあるのだろうと想像していたのですが、それは今まで飲んだどんなロゼとも一線を画す香り。しかし口に含むと、このシャンパーニュがエノテークのDNAを持つ事がはっきりとわかります。知的で凛とした強さを持つ美しい女性が、時間の経過と共に、気高く愛に溢れたマドンナへと表情を変えていく。シャンパーニュ界に舞い降りた「美魔女」といった印象。さらに、贅沢にも『ドン ペリニヨン ロゼ1996』と飲み比べ検証。その比較映像がこちらです。左がエノテークロゼ1990、右がロゼ1996。まったくの別物、この嬉しい裏切りは感動的。



続いて、幻と言われる『ドン ペリニヨン エノテーク アンソロジー1990』が登場。帝国ホテル創業120周年を記念して、メゾンから特別に蔵出しされたものだそうです。豊かなバターの風味をたっぷり効かせた甘いブリオッシュ、そしてヴァニラの香り。その甘美な香りは翌朝目覚めた時も身体中から漂うほどで、まるで自分が白い花になったようでした。







ゴッホの「星降る夜」と「蟹のバヴァロア」とドン ペリニヨン3種。テーブルいっぱいに拡がる満天の星空。うっとりするほど粋な演出。



さらに続いて、『ポメリー・キュヴェ・ルイーズ1985 マグナム』。千倉産鮑との相性にうっとり。



『ドン ペリニヨン エノテーク1971』には、黒トリュフのパイ包み焼きを合わせて。
素晴らしい熟成感。どこまでも崇高。





デセールのクレームダンジュとフリュイ・ルージュ エピスとロゼ・シャンパーニュを香らせた綿菓子には、ヴーヴ・クリコのドゥミ・セックを合わせて。



二度と出逢えないであろう貴重で素晴らしいシャンパーニュとお料理の数々。
五感の記憶にしっかりと刻み込んでおかなければ。



夢のようなシャンパーニュ会を主催してくださった森さんご夫妻、素晴らしい夜を本当にどうもありがとうございました。お二人の暖かな笑顔と細やかなお心遣いに感激しました。そして、ご一緒させていただいたシャンパーニュ・ラヴァーの皆さまもありがとうございました。これからも、皆で一緒にシャンパーニュ愛好家の輪を広げていけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします☆

藤田礼子

シャンパーニュ騎士団シュヴァリエとして、ファッション誌や企業イベント等でも活躍中のシュワリスタ。本業は、広告制作会社取締役/エグゼクティブ・プロデューサー。

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