Home > 連載 > シャンパーニュ訪問記「やっと着いたぞEpernay! 到着編」
sHwAlista Style 01 08.8.29 up
自由気ままなシャンパーニュ地方おもしろ珍道中 シュワリスタ式 シャンパーニュ訪問記 〜プラーク・ド・ミュズレコレクター ナヲユキ編〜
Vol.11 やっと着いたぞEpernay! 到着編

MaillyからEpernay(エペルネ)への道はスムーズで、わかりやすい。Verzenay(ヴェルズネイ)村、Verzy(ヴェルジィ)村と少し東へ進路をとった後、Ay(アイ)村目指して南西に。看板を見ながらGrandCruの村々を進んだが、ルート上には、魅惑のメゾンがたくさんある。「途中で降りて〜」という衝動に何度も駆られたことか(笑)。少し高台にそびえるMUMMの風車だけは、我慢できずに記念撮影。畑も一望できて爽快なので、お勧めです! 我慢しつつEpernayに進んだつもりだが…到着したのは14:00過ぎ。予定ではお昼着だったのにな〜(笑)

左:ルート看板下にも、ピュピュトルがあるあたりが、良いね〜。
右:MUMM所有の風車。以前は、他のメゾンが保有していたようです。

マルヌ川の流れに合わせて東西に広がるVallee de la Marne(ヴァレ・ド・ラ・マルヌ)と南に行けばCote des Blancs(コート・ド・ブラン)が広がる交差路としての役割も果たしてきたEpernay。Reimsと比べて町並みは小さく、あるのは「シャンパーニュ産業のみ!」と言っても過言ではない。Moët & Chandonを始め、Pol RogerPerrier Jouetなど大手NMだけではなくRMもCIVCの本拠地もある。「Reimsだけではなく、シャンパーニュの聖地Epernayにも是非訪れましょう!」と観光協会の代弁はやめときますが、いい感じで満足しますよ〜!(笑)

左:エペルネ市内をゆったりと流れるマルヌ川。
右:ドーンと構えるCIVC本拠地。中には入りにくい…。

左:ルイロデのクーラーが、手に入るなんて夢の街(笑)
右:ランチはハーフが適量です。飲みすぎに注意。

市内にてまず向かうべきは、インフォメーションセンター。日本ではゲットできない街中の詳細地図や近隣メゾンの情報などが手に入る。「こういう情報を日本に紹介できれば、良いのにな〜」などと思いを巡らす。

街中にはシャンパーニュを販売するお店が数件あるらしく、そのうち2軒を訪問。1軒はLouis Roedererのシャンパンクーラーが普通に販売されているし、もう1軒はシャンパーニュ地方の写真集なども販売されていて、ディープシュワリスタ的には大満足(笑)

中央にあるリパブリック広場のお店で軽めのランチ。ランチ後に向かうMoët & Chandonのドン・ペリニョン神父に敬意を表して、Hautvillers(オーヴィレール)村のJMグルミエのハーフをセレクト。キリッと冷えてて喉が潤う。準備万端「待ってろドンペリ〜!」(笑)
ONE POINT! シャンパーニュ関係の知識をつけてから行くと一層楽しい!
ドン・ペリニョン神父とHautvillers(オーヴィレール)村との関係など、多少なりとも知っておくと、旅行は一層楽しいものになります! 最近は、シャンパーニュ関係の書籍も多いので、一読するのをオススメします。

次回は「家族揃ってドンペリ参り! Moet & Chandon編」…つづく。>>

VOTE

自宅のシャンパーニュは何本ぐらいある?