Home > 連載 > シャンパーニュ訪問記「Reimsへの道のりは遠し…。」
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自由気ままなシャンパーニュ地方おもしろ珍道中 シュワリスタ式 シャンパーニュ訪問記 〜プラーク・ド・ミュズレコレクター ナヲユキ編〜
Vol.1 Reimsへの道のりは遠し…。

ヨーロッパの鉄道時刻表、シャンパーニュ地方の地図、日経BP発行のトラベルガイド、エチケットコレクターは必須!

ミュズレコレクターのナヲユキです。行ってきましたシャンパーニュ!

シャンパンを飲み始めて十数年。Veuve ClicquotやMoet Chandonなどをパーティの乾杯や合コン(笑)で飲み始めた当初は、シャンパーニュ地方に旅行するなんて考えても見なかったけれど、ここ数年TarlantやDe sousaなどのRMを頻繁に飲み、ディープ・シュワリスタを自称するようになってからは「一度行きたい!」と強く願うように。時間も金も掛かるし、現地に知り合いがいるわけでもないし、フランス語も話せないし、英語もインチキの六本木なまりだし(笑)、なによりも、妻も納得するかどうか…など、悩みは尽きなかった…。しかし今回、「とにかく行くぞ!」と強い決心のもと、シャンパーニュ行き決定!
旅にあたっては近しい人に、シャンパーニュ地方に行った人もおり、そして仲の良いインポーターの方々もいるので、メゾン訪問の調整など、もっとお世話になればよかったのだろうけれども「自分で一度やってみて、駄目そうならお願いしよう!」と、妙に張り切っている自分がいた。そして、それなりに事前情報を集めたつもりだが、「百聞は一見にしかず」を、身を持って体験することに(笑)。

いよいよ、成田発ANA905便に乗り、一路フランスはParis CDG(シャルル・ド・ゴール国際空港)へ! 12時間のフライト。やっぱりビジネスクラスは良いね〜。(1)席が広い! (2)飯が旨い! そして、(3)シャンパンが飲める!! シュワリスタなら、是非『ANAのビジネスで!』と、ANAの宣伝はさておき(何ももらってないし)、出発が少し遅れた関係で、CDGには若干遅れて到着。そこからTGVで移動。2007年の初夏からReims(ランス)にはTGVが停まる「Champagneアルデンヌ駅」ができたので、かなり便利になったらしい(特集参照)。
この日、空港着は16:30分頃。CDGを経由するTGVは19:00発と2時間30分も余裕がある。TGVは全席予約。チケットを日本で取っていたわけではないので、駅で購入。普通の自動券売機でも購入できると思うのだけど、やっぱり買えない…(苦笑)。結局チケットカウンターに並び、2等チケットを購入。その後、早めの夕食をとりながらちょいと時間つぶす。

上:ANAの機内食(和食)。シャンパー ニュは、シャルル・ラフィット。さっぱりしてて和食に合う!
左:CDGにあるTGV駅のチケットステーション

そしてTGVに乗ること30分、見えてきましたブドウ畑! 「キター!」という、妙な盛り上がり。反対に、天気は「曇りのち雨」てな感じ。

アルデンヌ駅に無事到着。だが降りる人は思ったよりも多くない。そして寒い。7月なのに。で、タクシーが全くいない(笑)。駅員に尋ねると、「自分で呼ぶんだよ」と、冷たい対応…。街中の流しタクシーがないのは、想定していたが、TGVの到着駅にタクシーがいないとは想定外。結局ホテルに電話し、タクシーを配車してもらう。たどり着いたホテルは、『L'Assiette Champenoise』。到着が21:00過ぎていたのと、TGVの待ち時間で、夕食を済ませていたので、翌日の計画を確認しつつ、とりあえず「到着できて良かった〜」の安堵感とともに素直に就寝。はやる気持ちを抑えつつ、シャンパンも飲まずに(笑)。

ホテル『L'Assiette Champenoise』は落ち着いた雰囲気で快適!

ONE POINT! 駅からホテルまでの移動手段も考えよう!
そこそこの駅前ならタクシーがいるのが日本ですが、TGVが停まる駅ですらタクシーがいない。
事前の手配などの準備を要検討。

次回は「Caveが凄いぞ! Ruinart編」… つづく。 >>

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