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シャンパーニュ2019年出荷速報
不確かな状況下ながらも価値を維持

2020年2月11日、シャンパーニュ地方ワイン生産同業委員会(シャンパーニュ委員会)より、2019年の出荷速報が発表された。

対2018年比-1.6%となったが、前年に続き、輸出はフランス国内の消費量を超え、成長を維持しているとのこと。国別の状況は3月に発表とのこと。

以下公式リリースより
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2019年のシャンパーニュ出荷量はおよそ2億9,750万本となり、対2018年比-1.6%となった。前年に続き、輸出は52%(1億5590万本)となりフランス国内の消費量を超え、ダイナミックな成長を維持している(+ 0.8%)。

EU諸国は再び成長(+ 1%)に転じたが、その他の地域では世界経済の混乱に伴い、成長が鈍化している(+ 0.7%)。フランス市場は1億4150万本で量的には4%減となったが、売上高は、外税50億ユーロで、2%増となる見込みである。

シャンパーニュ委員会共同議長のジャン=マリー・バリエールとマキシム・トゥーバールは、フランス国内、特にハイパーマーケット(大型量販スーパー)への出荷減少を憂慮しつつも、「輸出国首位のアメリカ、またそれに次ぐイギリスの強い不安要素、またマクロ経済や地政学的環境の不確実な状況下のなかで得たこの結果は、シャンパーニュ市場のすぐれた耐久力を証明した」と語った。 輸出国別データは3月中旬発表の予定。

シャンパーニュ委員会日本事務局
https://www.champagne.fr/jp/comite-champagne/bureaus/bureaus/japan