Home > 連載 > センス・オブ・シャンパーニュ「高木正勝」
センス・オブ・シャンパーニュ
“美”、“洗練”そして“頽廃”をテーマとした、アートとシャンパーニュのマリアージュの世界
藤田礼子
広告代理店取締役 / エグゼクティブ・プロデューサー / アート・エヴァンジェリスト。「シャンパーニュとは、人生の爛熟とカタストロフィを象徴する飲み物」が持論の快楽主義系シュワリスタ。
Vol.11
高木正勝 Masakatsu Takagi
07.11.22 up
1979年、京都生まれ。映像と音楽の制作を等価に手懸け、双方の融合によって独自の世界を構築する新世代アーティスト。2006年には国際的なデジタルフィルム映画祭『RESFEST』において、「最も注目する世界の10人のクリエーター」の一人に選ばれた。活動のフィールドは多岐に渡り、国内外のレーベルからのCD/DVDリリース、アート・スペースでの展覧会や世界各地でのライヴ、UAのミュージック・ビデオ制作、ダンスや映画、CM音楽制作など様々な分野で才能を発揮させている。また、今年11月にはNYで開催された映像フェスティバル『OFFF』への出演を果たし、世界からの注目は益々高まっている。
今回ご紹介する『18 Portraits of Atlas』は、高木がモロッコを旅した際に訪れた村で出会った人々にインスパイアされて制作した作品。匂いたつような風の色、空気の音。動く絵画のように美しいこの作品は、一コマ一コマ絵画を描くような手法で制作されていることから、「ビデオ・ペインティング」と呼ばれるシリーズのひとつとなっている。
SH
© "18 Portraits of Atlas" visual and sound by Takagi Masakatsu 2006
© "18 Portraits of Atlas" visual and sound by Takagi Masakatsu 2006

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