去る6月１日、シャンパーニュ委員会日本事務局主催・第7回『Champagne Joie de Vivre（生きるよろこび）』賞授賞式がフランス大使公邸にて行われました。

今年の受賞者は、日本画家の千住博さん、作曲家の千住明さん、ヴァイオリニストの千住真理子さん。各々が異なる芸術分野の第一線で活躍されているご兄弟３人揃っての受賞です。授賞式典では、千住博さんによる代表作『ウォーターフォール』をはじめとする数々の作品紹介、そして千住明さんのピアノと千住真理子さんのヴァイオリンによる演奏が行われました。亡きお母様を葬る際にお二人で演奏されたという想い出の曲『アンダンテ』、涙が出るほど素晴らしかったです。





乾杯に続いてのパーティーでは、『爽（シャルドネ100%）』『バランス（３セパージュ）』『濃（黒ぶどう主体）』『艶（ロゼ）』『甘口』『福（プレスティージュ）』の6種に分けられた計45種類の個性豊かで美しいシャンパーニュが振る舞われました。

今回、私が特に魅了された１本は、『ポメリー・キュヴェ・ルイーズ2002』。その近づきがたいほどの高貴な可憐さに悶絶♡ 編集長の岩瀬さんと「手のひらにしかキスできない感じだね！」「うんうん、カリオストロの城のクラリスみたいよね！」って、毎度のシュワリスタ流テイスティングコメントで大盛り上がり（笑）千住明さんも「僕、ルイーズ大好き！」と仰りながら、通の間で一番美味しいとされる瓶底を堪能されていました。ああ、思い出したらまた飲みたくなってきた…!!



毎年開催されるこの素晴らしいパーティーで、優れた受賞者の方々のプレゼンテーションを間近で聞き、尊敬するワインプロフェッショナルの方々と共に楽しい時を過ごさせていただくことが楽しみでなりません。今年も幸せなひとときを、どうもありがとうございました。